新
新風児さん (8ev5enho)2023/7/3 17:41 (No.834358)削除観ましたよ。世界最大の蝶。大きい物は30cmにもなると言われる巨大な蝶を、南太平洋のニューギニア島へ行って、ジャングルの中を探し回る昆虫写真家、鳥星和男。あゝ、失礼、海野和夫。NHK、「ダーウインが来た」で紹介されていました。
僕は、蝶々に全く興味はありませんが、この「ドキュメンタリー映像」にとても興味を持って、観ました。
蝶々がヒラヒラと空高く、ジャングルの木々の合間を縫って、飛んでいる様子を、良くまあ、撮影した物です。昔、ビデオカメラでドキュメンタリーフィルム作品を制作していたので、カメラマンの苦労は人一倍理解できます。
蝶々が、どこに生息しているのか、見当を付けて、海野和夫の後をカメラで追うのですが、その事自体、すでに大変な仕事です。もちろん、他の人が三脚を担いで、同行してはいるのですが、ビデオ撮影しながら、ジャングルを歩くのは大変な事でしょう。そして、大きなアレクサンドラの蝶々を見つけても、空高くヒラヒラと舞っているので、かなり大きな望遠レンズをつけて、しっかり三脚にビデオカメラを固定して、撮影をする訳です。画面を見ていると、さすがにプロのカメラマンですね。予測できない方向へ飛んでいても、ちゃんと画面の中に撮影できています。
綺麗な色彩の蝶や花の映像は素晴らしかったです。この番組ではもう1歩突っ込んで、産卵風景、葉っぱの裏側に産み付けられた卵の様子をクローズアップで紹介していました。それから、幼虫時代の映像とか、毒のある葉っぱを食べて、自分の体に毒を取り込んでいるとか。実に興味のある、ドキュメンタリーでした。
この「ダーウインが来た」の番組を見ながら、鳥星さんのことを思っていましたよ。鳥星さんが、あれほどのめり込んでいる蝶々の魅力って、なんだろうかとね?
世界に、ただここでしか見れない巨大な蝶々。体には毒があるので、獲物からは狙われないそうです。幼虫の時の映像なんて、気持ち悪くて、観たくなかったです。ニューギニア大学にはそのアレクサンドラの標本が保管されていると言ってましたね。鳥星さん、一度、ニューギニア大学の標本を観に行かれたら如何ですか?
このアレクサンドラの事について、鳥星さんが書き込まれると期待しています。