ミクストメディア技法
台紙にカーボン紙をかぶせてその上に栃の葉を置いて当て紙をして馬連で擦ってバックを完成。その後いくつかの手法で。

アメリカにお住まいのラクちゃんが来月帰国される旨のメールがありました。ジェイさんが早稲田大学、春樹図書館での講演会があるからだそうです。新潮社の招待なのでしょう、同窓生の中には世界的に活躍されている方がいて、とても誇りに思います。

私たちはもうとっくの昔に80を超えていますよね。まだまだ現役で活躍されている同窓生がいる事を思うと、僕も頑張らなくちゃあと、背中をポンと叩かれる思いがします。ボ〜として生きているような、この頃の暑さには参りました。もう80日間の猛暑日を越したのですから、多分、僕だけでは無いと思いますよ。ホントにいい加減涼しくしてもらわないと、ボケに拍車が掛かりそうです。

9月13日は大安の日ですね。香港からのカップルを銀座と表参道に買い物を付き合ってきました。昨日、日光から200kmほどを1人で運転した後ですが、何とか一日中付き合えました。足ですよね。1番の問題は。日頃から足を鍛えていないと若い人について行けなくなります。
ラクちゃんご夫婦は現役で世界を駆け回っておられます。僕は日本の東京の近距離を走り回っています。猛暑だからとへこたれてはいませんよね。

日光東照宮の目の前を、修復が終わって、綺麗になった建物を眺めて、iPhoneで写真を撮りまくっていました。するといつの間にか僕の右の人差し指辺りにトンボが留まっていました。気がついて驚きましたが、逃げる様子はなく、いつまでも僕の指に留まったままで居ました。可愛いかったです、同時に、どうして僕の指に？と思いましたよ。小動物に縁がある事は、もう随分前から分かっていましたが、今回は初めてトンボとの縁が有りました。とても嬉しかったです。僕がお願いしても来てはくれないトンボが、僕の指を離れたく無さそうで、そっと、そっと、できるだけ長い間僕の指で休んで欲しいと思いました。とっても嬉しかったので、皆さんに、お裾分けです。

奥日光往復400km 完走しました。いろは坂を登ったり降りたりするには、この車は僕にとって不可欠な物です。ハイパワーと4躯オイルサスペンションの安全性は確かでした。

今回日光東照宮が完全に修復されているのを初めて見ました。写真を見て下さい。素晴らしい出来でした。

今日は、池袋にある、東京芸術劇場で開催されている、全日本山岳写真展に行って来ました。106点にも及ぶ全紙、全倍紙に印刷されたカラー写真と数点のモノクロ作品の展覧会でした。これだけの写真を展示するだけでも、大変な事だと容易に推測できました。私の水彩画の個展は、ほんの30点ほどですから、比較になりませんね。

写真を観るのは簡単ですが、撮ることは、そう簡単ではありません。写真は、そこに立たないと撮れないものです。中でも山岳写真は、山に登る事が一仕事？仕事ではありませんが、苦労が多いと言う事です。朝暗い内から起きて、出掛けるわけですから、私には到底出来ません。

作品は、最近の高級デジカメで撮ったものが殆どでしたが、中には写真館で使われているジャバラ式の大判フィルムを使った作品も有りました。たまたま、その作者が苦労話をされていたのを聞いたので、へ〜と驚いたものです。その人の作品の前で話されていましたが、そう言われないと、どんなカメラで撮ったかの苦労は分かりませんでした。技術革新とは恐ろしいもので、一夜にして、フィルム時代から、デジタルカメラに代ったのですよね。当時は、未だ画素数も少なくて、フィルムに取って代わるなんて、夢にも思いませんでした。それが、毎年、毎年、画素数が多くなって、数年後にはちょっと見ても、フィルムか、デジタルカメラの作品か見分けが付かないほど、写真の質が良くなりました。

大きな全倍フィルムカメラを山に登って撮った苦労は、観る人にとってはどうでも良い事ですね。結果だけが全てですから。良い被写体、光の具合、シャッターチャンス、などに比べると、どんなカメラで撮った写真かどうかは、あまり大きな問題ではありません。そんな事を思い浮かべながら、昔、ビデオ作品を作って、世界大会に出品していたころの自分を思い浮かべていました。

ローテンブルクのホワイトタワー

古いスケッチブックを眺めると、写真とは違って、その時の情景が良く思い出されます。コートダジュールのマンションから車で国道をサントロペやカンヌに向けて走ると、ローカルな景色を存分に楽しめました。夏はヨーロッパ各地から、一斉に太陽を求める人出で溢れています。路上駐車が簡単に出来るフランスは車社会です。自由に車に乗って移動できるのが、日本の事情とは違います。特に東京で車に乗るとかえって不便に感じるので、地下鉄やバスで移動するのが当たり前ですね。南仏では逆に車で移動するのが当たり前で、当てにならないバスを待っているのは、本当に不便です。写真は、スケッチブックからの水彩画で、コート・ダジュールの風景です。

サンジミニャーノ２

い版多色摺り

私が、2000年の10月にベルギーから車で南仏へ行った時のスケッチです。秋のプロヴァンス地方はワイン用の葡萄畑が色付いて、色彩がとても豊かな景色になります。サン・ヴィクトア、セザンヌやゴッホが好んで描いた白い岩山の麓は、背の低い葡萄畑が広がっています。アヴィニオンの橋は歌になって有名ですね。鳥星さんの書き込みを待っている間に、自分のスケッチブックを眺めて、懐かしんでいます。

懐かしいサンジミニャーノ。2008年夏シエナ滞在中に訪れました。富と権力の象徴、競って建てたとか。最盛期は４０塔くらいあったらしい。これはスタバの紙ナプキンに描いたもの。
葡萄畑の向こうに見える遠景は銅版画で制作しています。

もうそろそろ終わりになるスイカなのですが、フォークとナイフで食べる習慣がある僕は、白い部分から食べ始めます。最初は白い部分でも甘く感じるから、一番端の甘い部分まで美味しく頂けます。どうでも良いことですけど、、、。夏の間はスイカを良く食べますので、ご参考までに。

Artistic Ginza!