新
新風児さん (8ev5enho)2022/8/17 14:54 (No.508916)削除僕が一番大事にしているクチナシの花。初夏の頃には真っ白い花がたくさん咲いて、夜になると甘〜い香りが漂って、テラスに座る楽しみがひとつ増えたようなものです。
ところが、このクチナシの木にも青虫がつく事を知って、驚きました。まあ、どの植木にも7階のテラスには虫が飛んできて、卵を産み付けていくのでしょうが、近所の庭には色んな植木が手入れよくされていています。クチナシの木もそこらじゅうあるのに、虫食いになっている木はありません。どうしてウチに来て余計なお土産を置いていくのでしょうかね? そこで良くよく考えたら、近所のクチナシとウチのものは花の形が違うことに気がつきました。
ウチの花はちょうど薔薇の花と同じように丸っこく、渦を巻いて咲きます。香りがとても良くて、虫たちもそのことをよく知っているようです。アゲハ蝶がよく舞いながらテラスに来る5月は体調を崩して庭木の面倒を見てあげられなかったので、虫除けのネットを被せて入院していたのに、それでも今になって時々虫の駆除をすることになっています。
青虫のカモフラージュは天才的で、そこにいることは分かっていても、なかなか見つけることは出来ません。色、形、模様などで、人の目を誤魔化すのがとても上手いです。レモンの木や柚子の木につく青虫も同じです。
夏の間、このような虫との戦いです。クチナシの木だけで、今年は10匹は駆除しています。葉っぱを食べられた木はみすぼらしくて、かわいそうですね。白内障の手術をして視力は元に戻りましたが、隠れることは、青虫の方が僕より一枚上手のようです。
写真はつい先日撮ったもので、花の咲く時期はとっくに過ぎていたのに、1輪咲いてくれました。
遅れ咲の1輪、クチナシの花